炎立つ
13、15日と健くん出演の舞台を観てきたよー。
先月にシアターコクーンで観た時とは健くんの雰囲気が
また少し違っていた気がする。
以下、ネタバレというか私のアホな感想。
言葉の言い回しや迫力とか、ほんのすこーし芝居も変わってたような。。。
うぉぉーって雄たけびをあげるところが、すごいよくなってた!!
(上から目線でごめんなさい)
キヨヒラが隠れているのを探しに出てきて、刀を振り回すところがスゴク好き。
くるくるって刀を操って超キマッテタ!!
イエヒラは血は大事かもしれないけど、
自分の器を考えず暴走してしまったおバカさんで、
周りの長老達にいいように祭り上げられて、
あげく戦いの才もなく、器の小ささ故に誰もついてこなかったって
いう可哀相な人だけど、私、母上が悪い気がするんだよねぇ(^-^;)
もちろん源氏のしたことは許すまじ!で、一番悪いと思うし、
母上の辛い人生を考えるとこう言ってしまうのも気の毒ではあるんだけど、
兄弟2人手をとってくれたら・・・二人とも大事な・・・とか言いながら、
結局はキヨヒラのためにイエヒラちょっと協力してよ。ってことでしょ?
全ては蝦夷のため、楽土を築くため・・・でも、それにはキヨヒラが一番で、
キヨヒラのためにイエヒラを利用した。
イエヒラ我慢してよってことでしょ?
気持ちを理解してあげてたら、兄と対立することなく
慕い続けることだってあったのかも、と思った。
キヨヒラだって、すべては民のため、国のために・・と周りから迫られ、
自分の大切な人を優先することも許されないなんて辛いなぁ。。なんて。
(ちょっと全然違うんだけど、幻水の坊ちゃんを思い出したw
あのちょっと坊ちゃんに全てを背負わせすぎじゃないかい?って
すごく思ったことがあるのだ。
まぁ坊ちゃんが子供だったから余計にそう思ったんだけど。)
史実で考えるとイエヒラに対して、
こういう考えを持つのはおかしいのかもしれないけれど。。
健くんが演じていると、どうしても感情移入しちゃうのです(*ノД`)
俺は誰だ・・・なんで生まれた・・・
なんのために彼は戦ってたんだろうなぁ。。
棟梁にこだわった理由もなんだったんだろうなぁ。
ただ欲望が強かっただけなのか、、誰かに認めてもらいたかったのか、、、
言葉にならない叫びがツラかったです。
健くんすごかったー!
とにかくほんとにお疲れ様でしたー。
あとは、岩手を残すのみ!(行かないよ(笑))